良い姿勢から始まる健康的な生活

 人体の構造にそった自然な姿勢でいると、楽にしなやかに動くことが出来、さらに身体の不調を軽減することにつながります。

 そんな良い姿勢は些細なことをきっかけにして崩れてしまう場合があります。
例えば、大勢の前で話をするときや気が進まない仕事をするなど心理的な要因でも猫背や巻肩になってしまい姿勢が崩れてしまうことがあるのです。

 無意識のうちに身についている「動かしやすい運動方向への反復動作」が癖になっている場合も身体に無理な負担がかかります。
こちらも例を挙げると、包丁を使って料理をする時にだんだんと肩が上がってしまったり、コートを着るときに首をすぼめてしまって首が固くなってしまうといったものなどがあります。

 また、パソコンを長時間使用することによって首や肩が固くなったり、脚を組んで椅子に座ると腰が固くなってしまうなど、同じ姿勢をとり続けることで筋肉が緊張し、収縮した状態が持続してしまうことが身体の不調の原因となることもあります。

 アレクサンダー・テクニークのレッスンでは、教師が無意識の内に身についてしまった癖や凝りを緩まるようにガイドしながら「その人本来の楽な姿勢」を見つけていきます。

 初めのうちは身体がすぐに癖の状態に戻り、筋肉が固くなってしまって、とてもじゃないけどこの楽な状態を続けるのが無理だと感じてしまう場合も多くあります。

 でも安心してください。自転車に乗るようなもので、初めは練習に多くの時間が必要ですがだんだんと少ない努力でできるようになっていき、その内に自然と日常生活が楽に過ごせるようになっていきます。