アルバイト先の機能回復スタジオのオーナーもやっていて、自身も治療家である藤沢先生が主催している治療の勉強会「じみ勉」に参加してきました。
今回の「じみ勉」では関節が正常に働いているか調べると共に、同時に整えるという素晴らしい方法を教えていただきました。
人間の関節には自分では自覚していない運動があり、それを「微小関節運動」といいます。
この機能が何かの理由で上手く働かないと、その関節の周辺の筋肉が硬くなってしまうそうで、今回習った手技では関節の動きを調べつつ、微妙に動かしながら正常な状態へと整えていくというものです。
この手技の面白いところは、手首の関節にアプローチすることによって、その周りの筋肉だけではなく肩や首まわりなど、離れた部位の筋肉の緊張も解すことができ、しかも直接その部位にアプローチするよりも効果がある場合があるところで、現在、肩凝りを研究している自分としては、とても興味深い現象でした。
今回学んだ手技は繰り返し練習して理解を深め、施術に役立てていきたいと思います。
「知らないことを知る。」探究心を持って知識を深めていくのは本当に楽しいですね。