治療家の勉強会に参加しました。

アルバイト先の機能回復スタジオのオーナーもやっていて、自身も治療家である藤沢先生が主催している治療の勉強会「じみ勉」に参加してきました。

今回の「じみ勉」では関節が正常に働いているか調べると共に、同時に整えるという素晴らしい方法を教えていただきました。

人間の関節には自分では自覚していない運動があり、それを「微小関節運動」といいます。

この機能が何かの理由で上手く働かないと、その関節の周辺の筋肉が硬くなってしまうそうで、今回習った手技では関節の動きを調べつつ、微妙に動かしながら正常な状態へと整えていくというものです。

この手技の面白いところは、手首の関節にアプローチすることによって、その周りの筋肉だけではなく肩や首まわりなど、離れた部位の筋肉の緊張も解すことができ、しかも直接その部位にアプローチするよりも効果がある場合があるところで、現在、肩凝りを研究している自分としては、とても興味深い現象でした。

今回学んだ手技は繰り返し練習して理解を深め、施術に役立てていきたいと思います。

「知らないことを知る。」探究心を持って知識を深めていくのは本当に楽しいですね。

病院実習

大学生活も三年生の秋になり、授業で病院実習に行く機会が増えてきました。病院名をここに書くことはできませんが、実習をさせて頂いた病院は外来の数が多く、場合によっては午前中だけで150人くらいの患者さんが来院される日もありました。

視能訓練士の先生たちは大勢の患者さんが来られても滞りなく検査をされていて、間近で手技を見学させて頂くことは貴重な勉強になりました。

来院される患者さんの中には白内障の方も多くいらっしゃいます。

白内障とは、水晶体という眼内にある透明なレンズが加齢とともに濁ってしまったためにだんだんと視力が低下する病気でで、すこしづつ進行するので、自分ではなかなか自覚できないそうです。

初期の白内障ならば点眼薬で症状をある程度抑えられますが、光が通過できないくらい水晶体が濁ると、生活に支障をきたすくらいに視力が落ちてしまいます。

ここまでくると視力を回復する方法は現在のところ手術しかありません。

白内障の手術は、角膜に小さな穴を開けて、濁った水晶体を取り出し、代わりに人工のレンズを挿入して眼内へと光が入るようにします。

手術時間自体は早い人で5分くらいで終わるそうです。

手術自体は短時間ですむそうなのですが、現場の視能訓練士さんにお話を聞くと、濁った水晶体の代わりに挿入する眼内レンズの度数を決定するのに大変な労力を必要とするのだそうで、眼内レンズを交換するために何度も手術をすると患者さんの身体に相当な負担がかかり、角膜の細胞も手術のたびに減ってしまうので、角膜の機能が落ちてしまい場合によっては新たな疾患が発生する場合もあるとのことで、その危険を避けるために、患者さんがどのような生活を送りたいか、しっかりとカウンセリングをして眼内レンズ度数を決める必要があるそうです。

大学で勉強する以前は、白内障の手術は「お手軽ですぐ終わるものだ」というなんとなく簡単ななイメージを持っていましたが、実際は複雑な要因が絡んでいるのだなと、今回の実習で学びました。

自分も白内障手術に必要な検査をしっかりできるよう、知識を深めなければと思いました。