音楽家へのレッスン

今回は音楽の先生がアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けてくれました。アレクサンダー・テクニークは身体の楽な動かし方や効率的な使い方を提案するので、音楽やダンス、スポーツなど、あらゆるパフォーマーの方に怪我や故障などに対する予防的なアプローチをすることができます。

特に音楽家は職業上同じ動きを繰り返すので、わずかな身体の歪みでも身体を痛めすい傾向にあるようです。

今回の方も、痛みこそありませんでしたが肩や腕に慢性的なだるさがあり、特に困ってるのは、ピアノの伴奏をする際、あるパッセージを弾く場面になると肩が硬くなってしまうということでした。

そこで実際にピアノを演奏してもらうと、たしかにある場面で肩が硬くなり、動くのが辛そうな身体状況になっていました。

私はあることに気がつきました。肩が硬くなるとともに腰にもその方は力を入れているようでした。そのことについて質問すると腰についてはよく分からないと言われました。そこで、アレクサンダー・テクニークを使い腰にもっと柔軟性が出るよう導きました。すると、腰が柔らかくなるとともに、肩の余分な力が抜けてスムーズに演奏できるようになりました。

どうやら、演奏のやりづらさの原因は肩ではなく、腰にあったようです。

不都合が出ている場所に原因があるとは限らないのが人間の身体の不思議ですね。これからも観察と探求を進めていきたいと思います。

肩の筋肉を固めている状態
腰と肩を緩めた状態

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