生活の中で毎日することはたくさんあります。 ご飯を食べたり、買い物をしたり、仕事をしたり、寝たり、起きたりと色々あります。 さて、この中で共通するものはなんでしょうか?

それは「後片付け」です。

ご飯を食べたら、食器を片付ける。スーパーで買い物をしたら、食材を冷蔵庫に片づける。 寝たり起きたら、布団を押し入れに出したり、入れたりします。 なにをしても、たいがい「後片付け」が付いてくるわけなのですから、それこそこれが出来なければお話になりません。

以上のことから、何をするにしても大切なことは「後片付け」だということが分かります。

というわけで、今回は生活の質を上げるために、新しい「後片付け」のやり方をみなさんに提案したいと思います。

実のところ、わたしは「後片付け」がたいへん苦手です。 それどころか、出来な過ぎて嫌いというところまできています。 なので、自室はたいへんな散らかり放題です。

アレクサンダー・テクニーク

新しい掃除の仕方を試す前の自室

そんなある時、知人から面白い掃除のやり方を教えてもらえました。 そのやり方は、「自分がお手伝いさんになったつもりで、自分の部屋を他人の部屋のつもりで掃除をしてみる」というものです。

ちょっと、ユニーク過ぎる考えなので、実際に試すかどうかには少し躊躇しましたが、やってみると驚くことに、スイスイ、楽々と片付けが進んでいきました。

どうしてこんなにもスムーズに片づけられたかというと、やはり「他人の部屋」というのがポイントになってくると思います。

今までは、漠然と部屋をきれいにするぞ、思いながら掃除をしていました。 そうすると、あちらこちらの、散らかっているところが目に入ってきます。 それがあまりにも数が多いものですから、どこから手を付けていいか分からなくなります。するとやる気が無くなってしまい、その時点で片づけをあきらめてしまう、とういうのが私のパターンでした。

一方、「他人の部屋を片付ける」ためには、なんとなくでは出来ません。 その部屋の持ち主の要望をしっかりと聞かなければなば、動きようがないのです。

さきの片づけの時の要望は二つありました。 一つ目はとにかくゴミは片づけること。 二つ目はパソコン作業がしたいので、そのための環境を整えること。

この二つを目標に片づけをすると、いつも感じる苦痛もなく、むしろ部屋がきれいになっていく快感さえ感じながら、楽しく作業ができました。

アレクサンダー・テクニーク

新しい掃除の仕方を試した自室

なるほど、今までの私は目標を決めずに、ただなんとなく片づけをしていたので、上手くいかなかったのだなと、今回の経験でわかりました。

そしてもうひとつ、今回の経験で分かったことがあります。 それは、「後片付け」というのは、単なる後始末ではなくて、次の作業のための準備なのだ、ということです。

「後片付け」を制するものは生活を制すかもしれません。

みなさまもこの「自分がお手伝いさんになったつもりで、自分の部屋を他人の部屋のつもりで掃除をしてみる」というのを試してみてください。