「身体を整えることは、部屋を片付けることに似ている」

そう思ったのは、先ほどアレクサンダー・テクニークのレッスンを受け、自宅に帰ったときのことでした。

なんでかと言うと、メールの返事や連絡事項のいろいろ、ここのところ興味を持って取り組んでいる英語の勉強をしたりと「やりたい事」「やらなければならない事」がやたらとスムースに片付くことに気がついたからです。

仕事もして、レッスンもして、通常の日よりも疲れているはずなのに、「なんでだろう?」と気になり始め、考えるうちに、以前にTVで見た、あるカーデザイナーの「仕事のやり方」の話を思い出して、その『?』の符号が一致しました。

そのデザイナーは仕事をするときは、部屋の中から仕事に関係ないものを一切無くすそうです。

余計なものを部屋から片付かることによって、仕事以外の作業をできなくして、より仕事に向かって集中することが可能な環境作りを意識しているというお話でした。

確かに散らかっている部屋で仕事をしていると、まず必要なものを探すのがひと手間になってしまいますし、直接は関係ない品物があると気が散ってしまったりします。具体的に例えると、良いアイディアが思い浮かんだと思ってメモしようとしても、紙とペンを探すのに時間がかかってしまい、その間にアイディアを忘れてしまうなど、散漫を誘う誘惑や不確定要素、不要なものがあると作業の進行の妨げになりやすいですね。

同じように、身体に不要な緊張があると、なかなか仕事が進まないと思います。考え事にしても、クシャクシャ気分ではいくら考えても答えにはたどり着けそうにないですね。それは、身体の緊張や、リラックスできていない心、整理されていない気分が「無駄な負担」になっているからです。

より実感を得るために、ちょっと実験にお付き合いください。

①テーブルか何か台の上にペンやカップを置く。

②握手するときみたいに腕を前に出す。

③その腕に思いっきり力を入れて〜。

④テーブルの上の品物を手に取ってみてください。さて、いかがでしょう。たぶん、たいがいの方が「とても取りづらかった」と感じたと思います。

やはり「無駄な負担」があると、物事はスムーズに進行しないものですね。この実験の場合のは「自分が意識的に作った緊張」が「無駄な負担」なので、簡単に力を抜くことができ、解決も容易です。

しかし、身体には無意識に緊張している筋肉がたくさんあって、それが負担になっている場合はなかなかやめることができないので、解決が容易ではありません。

アレクサンダー・テクニークを学び実践することによって可能になるのは、このやめられない緊張に「気づき」「やめることができる」ということなのです。

いうなれは、自分の身体を整理整頓して、ストレスなく能力を最大限に発揮できる状態に導く。というものなんですね。 ということで、今回はアレクサンダーのレッスン明けだったので、大変スムーズにブログを書くことができて喜んでいます。 みなさんも、どんどん「やめて」どんどん「手放して」課題を解決。軽やかに日々を過ごしませんか